ジョニーウォーカー ブラックラベルのルーツは、1870年のオールド・スペシャル・ウイスキー。それが1909年に「ブラックラベル」となったのです。
ブラックラベルの一本一本が、20年前からの綿密な計画に基づいて、スコットランド中の蒸溜所の最良の樽で熟成されたウイスキーを集めて作られるのです。それぞれのウイスキーが、樽の木、気候及び立地などの条件の微妙な差によって、少しずつ違った形で熟成されていきます。そしてマスターブレンダーの手腕により、これら数々のウイスキーがブレンドされ、卓越した幅の風味を持つウイスキーが生まれるのです。
一貫して品質及びスタイルを重視するジョニーウォーカーブラックラベルは、数々の賞を受賞してきました。今日においてもこのブレンデッドウイスキーは、ジョン・ウォーカーの息子たち、孫たちがマスターブレンダーだった時代と、変わらぬ豊かさとスムースさを誇ります。ウイスキーに関する著書を多く残したチャールズ・マクリーンは、ブラックラベルを「最高傑作。ブレンダーにとってのミケランジェロのダヴィデ像である」とし、『ウイスキー・バイブル』著者、ジム・マレー氏も、「ウイスキーのサヴォイ(ロンドンの最高級ホテル)、デラックスウイスキーのエベレスト」と絶賛しています。
容量700ml
アルコール度数40度
●サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション2017 DOUBLE GOLD受賞
[history]
ジョニーウォーカーの物語は、自分の名前をウイスキーに冠したひとりの男性から始まります。彼の名はジョン・ウォーカー。時は1819年。およそ200年も前のことでした。1819年、当時まだ14歳のジョンは、父親から受け継いだ農場を売却、その資産を元手にスコットランドのキルマーノックに食料雑貨店を開業します。取り扱っていた紅茶やスパイスのブレンディングにヒントを得て、ウイスキーもブレンドしたジョン。当時品質が必ずしも安定しなかったウイスキーに、高い品質での安定共有を可能にしました。
[location]
ジョニーウォーカーでは約700万樽もの原酒を蒸溜所から買取り保管しています。40~50種類という蒸溜所の多さに加えて、北はハイランド地方、スペイサイド地方、アイラ島…これだけスコットランドの東西南北、これだけ広範囲の個性豊かな原酒をブレンドしているブレンデッドウイスキーは珍しいと言えるでしょう。
[people]
1920年までに、「ジョニーウォーカー」のウイスキーは120カ国で売られるようになっていました。ジョニーウォーカーは単なるウイスキーに留まらず、ライフスタイルやその国のカルチャーにも溶け込んでいきました。作曲家や映画監督が作品の中に残し、社交界や映画スター、偉大なアスリートたちにも愛されました。1934年1月1日、ジョン・ウォーカー & サンズ社はジョージ5世から英国王室御用達の許可証を授かります。そしていまなお、ジョニーウォーカーは今も英国王室に納められています。