ブレンディングとは芸術と科学の融合です。ウォーカー家はこの技術を何世代もかけて築き続けてきました。レッドラベルは、スコットランド東岸の軽めのウイスキーと西岸の色の濃いピーティなウイスキーを組み合わせることにより卓越した深みを持った風味を実現しました。口の中で、他のウイスキーでは体験することのできない味わいが広がります。
このウイスキーの味わいの特長は力強さ、スパイシーさ、活気、エッジの立ち加減。レッドラベルを飲むとまず口の中に砕け散る波のようなさわやかさが広がり、次に香り高いスパイスの活気が続き、最後には長く尾を引くスモーキーな香りが残ります。口内に広がる感覚は複雑で、この味わいと舌をくすぐる感覚は、「スイートチリ」などという表現がぴったりです。
ウイスキー評論家、デイヴ・ブルーム氏の言葉を借りれば、レッドラベルの味わいは「屋外で、海岸沿いを春から夏への変わり目の季節に自転車で顔に風を受けながら走るようなもの。波は高く、風は草を揺らし、空気には塩気が感じられる。」レッドラベルは際立った個性、情熱、スタイリッシュかつ個性的な特長を全て併せ持ちます。
容量700ml
アルコール度数40度
●サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション2018 DOUBLE GOLD受賞
[history]
ジョニーウォーカーの物語は、自分の名前をウイスキーに冠したひとりの男性から始まります。彼の名はジョン・ウォーカー。時は1819年。およそ200年も前のことでした。1819年、当時まだ14歳のジョンは、父親から受け継いだ農場を売却、その資産を元手にスコットランドのキルマーノックに食料雑貨店を開業します。取り扱っていた紅茶やスパイスのブレンディングにヒントを得て、ウイスキーもブレンドしたジョン。当時品質が必ずしも安定しなかったウイスキーに、高い品質での安定共有を可能にしました。
[location]
ジョニーウォーカーでは約700万樽もの原酒を蒸溜所から買取り保管しています。40~50種類という蒸溜所の多さに加えて、北はハイランド地方、スペイサイド地方、アイラ島…これだけスコットランドの東西南北、これだけ広範囲の個性豊かな原酒をブレンドしているブレンデッドウイスキーは珍しいと言えるでしょう。
[people]
1920年までに、「ジョニーウォーカー」のウイスキーは120カ国で売られるようになっていました。ジョニーウォーカーは単なるウイスキーに留まらず、ライフスタイルやその国のカルチャーにも溶け込んでいきました。作曲家や映画監督が作品の中に残し、社交界や映画スター、偉大なアスリートたちにも愛されました。1934年1月1日、ジョン・ウォーカー & サンズ社はジョージ5世から英国王室御用達の許可証を授かります。そしていまなお、ジョニーウォーカーは今も英国王室に納められています。